二日目より、いよいよ公演が始まります。が、例によって夜公演ですので昼間は自由時間です。10年程前に二度訪れたことがありますが、街の様子はサッパリ覚えておりません😓。
天気は良かったのですが、高い建物が林立しているため街中は日陰が多く、寒さが堪えます。帽子とマフラーが大活躍。
1970年代にニューヨークへ移住された方のお話では「エンパイアステートビルを下から眺めてはいけない。スリに狙われるから。」と最初に教わったそうです。が、現在はそんなことはなく(危険察知能力が低いだけかもしれませんが…)ノンビリ歩けます。広い街を歩く歩く。
滞在中には自由の女神を見に行ったり、近代美術館に行ったり、と有意義に過ごさせて頂きました。画像はミュージカルも見たいなぁ、と思いながら素通りした Times Square。
滞在3日目、いよいよ本番の日。
本番は一度ですが、まずモデルさんとの合わせ、それから全通しのリハーサル、最後に本番と、1日でほぼ3回通すことになり、なかなか堪えます…
囃子は、モデルさんの衣装テーマが切り替わるポイントにこちらも曲調を変えるように演出しています。「あと何人で次のテーマになるかなー?」と見ながら、考えながら演奏。集中集中。
…リハーサルの甲斐もありショーは何とか無事に終了。十分な効果を感じて頂けましたなら幸いです。
本人は勝手に満足しております。
興奮さめやらぬ中、翌日には帰国。ということで無駄のないパリ公演。疲れましたが楽しくもあり、良い経験をさせて頂きました。関係の皆様ありがとうございました。
また隙間の時間にノートルダム大聖堂の前にあるポイント・ゼロへ。パリから各地への距離を測る起点。踏むとまたパリに帰って来れる…とも。ということで皆で踏んでおきました。また来れるでしょうか?
おわり。
会場はパリ市庁舎。外観もですが建物内は昔の宮殿そのままな感じ。ほぇ~。街全体がそんな感じですがねぇ
市庁舎正面には既に2024年パリ・オリンピック開催の垂れ幕が掛かっております。画像の黄色い幕がそれ。
ファッションショーの前後に風神・雷神としてシテ方が登場するので、その部分の合わせを行います。50メートル程の細長~いランウェイが舞台となるので変則的な動きが必要になり、出入りも含め大変そうです。面をかければ尚更に。
囃子方もシテの姿が遠いので見計らいが少し困ります。
モデルさん達を含めてのリハーサルは当日に。
心配を当日に残しながら、半日程観光へ。いろいろ考えて頂き、時間が少ない中、名所、旧跡をササッと見学。
お世話になりましてありがとうございました。
今回は京都・パリ友情盟約締結60周年記念事業「能×ファッションショー」への参加。やっぱりファッションショーに出るとなれば、減量もしないといけないし、歩き方とかの練習もしないといけな…
ハイハイ。ということはなく私はいつも通り太鼓です。モデルさん達がランウェイを歩かれる時の謂わばBGMとして囃子の演奏でした。
2、3年前に京都で行われたコシノジュンコさんのファッションショーの再演です。
パリは10年ぶり位ですか…前回は寒かったのと一人心細くも観光に歩き回っていた記憶があるのみでしたが、今回の旅で記憶を更新させて頂きました。
濃密な3泊5日の旅、また記事にしたいと思います。
さて、今回の公演は日本・マレーシア外交関係樹立60周年の記念事業として行われました。
舞台関係者のスケジュールは、現地到着日にリハーサルとデモンストレーション、翌日に本番、その翌日の朝には帰国というもの。無駄のない動き。
前日の夜中に日本を出発し、翌朝の8時頃にはクアラルンプールについていますので「クアラルンプールで9時半から申し合わせ(リハーサル)、とかって可能なんやねー。」などと話しておりました。(日本での常日頃、リハーサルは平日の午前中に行うことが多いのです。)
日本との時差は1時間しかありませんので時差ボケにはなりませんが、単純にボーッとしてくる頭に注意。
肝心の舞台は、サポートしてくださった多くの方々のお陰で、無事に勤めることができました。日本と変わらない環境を作って頂きまして感謝です。
お客様も多く、舞台へ真剣な眼差しを向けておられ、ありがたいことでした。
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